海苔は糖質が少ない食材です

 

近年の日本では肥満が増加しており、生活習慣病の要因にもなります。ダイエットのために糖質制限をしている人も多いですが、食生活の改善を行うことが大切です。糖質を減らすためには食材に気を遣うことや、糖質が少ないものを食べることが重要です。糖質の含有量が少ない食材として海苔などの海藻類があり、海苔の場合には生活習慣病を抑制できる栄養素を豊富に摂取できるメリットもあります。糖質を抑えめにしながら必要な栄養素を補給できるために、スーパーフードと言っても良いでしょう。コレステロール値を下げる働きがあることで注目されているEPAを、海苔は豊富に含んでいます。EPAはイコサペンタエン酸のことで、主にサンマやイワシなどに多い栄養素ですが、海苔を食べることでも豊富に摂取できます。海苔を食べれば体内の悪玉コレステロールを減少させるために効果的ですので、肥満の予防にもつながります。中性脂肪の燃焼をサポートできることで、糖尿病や動脈硬化など日本人の中で増加傾向にある生活習慣病を防ぐために有効です。また、海苔からはタウリンも摂取が可能なので、高血圧を抑制する作用が期待できます。日本人に古くから馴染みのある食材ですので、普段から食べやすく、栄養素も豊富なことが海苔の特徴です。日本人が感じるうまみ成分はグルタミン酸やイノシン酸のことで、天然食材でこれらのうまみ成分を多く含んでいる食材は海苔以外にはありません。味がおいしくて健康になれる食材として、海苔を食べることがおすすめです。

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